(※このページは2023年4月14日に更新されました)
こんな悩みのある方におすすめの記事です↓
・「バルミューダは高くて買えないから、デザインの似てて安いものないかな…?」
・「コーヒーをいれるために、細口でドリップできるケトルがほしい!」
・「ケトル選びに失敗したくない!だから、使っている人のリアルな感想がほしい。」
そんな悩みを持つ方もいるのではないでしょうか?
そのような悩みは購入する前に解決しておきたいですよね。
この記事が、電気ケトルを新しく購入するときの参考になれば嬉しいです。
みなさん、こんにちは。
みかん@ゆるミニマリストです。
最近、「電気ケトルのコードが短くて可愛い」と父親に言ったら、「じゃあ、お前も短足だから可愛いってことだね」と言われました。
私の足は関係ないだろと思いましたが、実は、今回紹介する山善の電気ケトルはコードが短くてかわいいのです。
商品を購入するときの説明欄に、コードの長さが記載されていましたが気にせずに購入したら、意外と短くて、コードが届く位置に固定することに…
みなさんにはそうなってほしくないので、私が使ってわかったことを記事にまとめました。
今回は、山善の電気ケトルを”500回以上”使った私だからこそわかる、
山善の電気ケトルのメリットとデメリットのレビューをまとめました。
2022年12月に購入した「山善の電気ケトル」を5か月間、毎日3回以上使い倒した口コミをお伝えしていこうと思います。
山善の電気ケトルは、見た目もシンプルで機能も優れており、コスパも抜群です!
他の電気ケトルと迷っている方にも、ぜひおすすめしたいケトルなんです!
電気ケトルって、軽い消耗品ではないから、選ぶ時に失敗したくないですよね。
ですので今回は、他のケトルと比較して購入を検討されている方にもわかりやすいよう、「山善の電気ケトル」を使ってわかったメリットとデメリットについてお話ししようと思います。
それでは、いってみましょう!
1.山善の電気ケトルの特徴
山善の電気ケトルの特徴は、スタイリッシュな見た目と
保温機能、温度調節機能があること!
電気ケトルの中には、機能性はあるけれどデザインがピンと来なかったり、デザインがいいけれど機能が備わってなかったりするものもあります。
その中で、山善の電気ケトルは「デザインと機能」を両方とも兼ね備えた最強のケトルと言えます。
適温で飲み物を飲める!温度調整の機能
2.バルミューダとの違い
おしゃれな家電といえば、”バルミューダ”が思い浮かびますよね。
家電製品をバルミューダでそろえれば、統一感が出て部屋もおしゃれになりそうです°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
一方で、バルミューダの製品は価格が高いため、手を出しづらいのではないでしょうか?
そこで、ここからは山善の電気ケトルとバルミューダのケトルの類似点&相違点についてお話していきたいと思います。
(1) 把握しておきたい!デザイン性とサイズ
デザインの違いは、並べて比べると一目瞭然。
コスパ最強な山善の電気ケトル!
山善の電気ケトル と バルミューダThePot の見た目は少し似ているところがあります。
一方で、価格や容量に違いがあります。
類似点と相違点を表にまとめました!
比べてみると、似ているところと違うところがはっきりとわかります。
山善の電気ケトルは、全部で3色あります。
どの色も最高に可愛いデザインです。
「黒」は、見た目にもスタイリッシュでどの家電にもなじむ定番の色です。ブロンズ色のラインが高級感を感じられます。
「グレージュ」は、他のケトルには無い珍しい色で、お湯を沸かす度に気分が上がります。
「ホワイト」は、シルバーのラインで清潔感にあふれる白です。お部屋や家電が白を基調としている方には、ぴったりなデザインです。
(2) 気になる機能面
山善の電気ケトルがおすすめ!
山善の電気ケトル と バルミューダThePot は、表をみると機能面の違いがはっきりとわかります。
山善(EGL-C1280) | バルミューダThePot | |
温度調整 | 60~100℃(最新:50℃~) | 100℃ |
沸騰時間(目安) | 800ml:約4分 | 600ml:約3分 |
空だき防止機能 | 〇 | 〇 |
自動電源OFF機能 | 〇 | 〇 |
保温機能 | 〇 | ー |
それぞれの違いを、くわしく見ていきましょう!
(3) 美味しい温度で飲める!温度調整機能
山善の電気ケトルなら「温度調整ボタン」がついているため、ほしい温度で沸かすことができます。
(4) 勝手に節電!自動電源OFF機能
ケトルを電源台に戻してから約5分すると、タッチパネルの画面が自動的に消えます。
(5) ほったらかしでも冷めない!保温機能
山善の電気ケトルには、1時間の保温機能がついています。
だから、家事の合間に沸かして忘れていても、保温ボタンを押していれば1時間は適切な温度を保ってくれます。
使い方は簡単で、温度を設定した後に「KEEP」ボタンを押すだけで、保温できます。
3.使い心地
500回以上使ってわかった使い心地は、
注ぎやすさも水切れも「快適」そのもの。
どんなものでもメリットとデメリットはつきもの…
しかし、山善の電気ケトル(EGL-C1280)は全体的に〇以上の評価で、本当に快適に使えます。
メリット&デメリット | 使い心地 |
デザイン | ◎ |
注ぎやすさ | ◎ |
水切れ | ◎ |
操作盤の感度 | ◎ |
お知らせ音 | ◎ |
お湯の沸くスピード | ◎ |
持ちやすさ | 〇 |
お湯の冷めるスピード(保温機能不使用) | ◎ |
内部メモリの見やすさ | △ |
フタの取りやすさ | △(※最新モデルは改良済み) |
やけどの可能性 | あり(沸騰後は本体も熱い) |
山善の電気ケトルは、本当にいいところだらけなのですが、もちろん気になる点もあります。
では、それぞれの項目についてくわしく見ていきましょう!
4.山善の電気ケトルのメリット
山善の電気ケトルのメリットは、シンプルなデザインと機能性にあります!
画像とともに、くわしく見ていきましょう!
(1) ミニマルでシンプルなデザイン
シンプルで購入間のあるデザインに魅かれる!
「ケトルがほしい」と考えた時に、一番に決め手となったポイントは「見た目」でした。
山善の電気ケトルは、3色展開しているのですが、それぞれにブロンズ色もしくはシルバーのラインが入っています。
このラインがあることで、高級感が漂ってきませんか(●´ω`●)?
また、本体はマットな仕様なので、置いているだけで部屋の印象がおしゃれに見えちゃいます。
また、取っ手の部分も注ぐときにすごく持ちやすいんです!
購入する前は、他のケトルと比べて「取っ手が細い」ことを不安に思っていました。
「取っ手が取れたらどうしよう…」「注いでいるときに手が滑ったりしないかな…」
でも、そんな心配は全然ありませんでした。
注ぎやすい角度が計算しつくされているかのように、思っていたよりも持ちやすくて安心して使えています!
(2) 狙ったところに注げる!細口デザイン
狙ったところに注げるので、
コーヒーを淹れたり、料理で使ったりするときに便利!
大容量のケトルは、一気に水を出せるよう注ぎ口が広く短いことが多いと思います。
一方で、「コーヒーをドリップしながら淹れたい」「魚の臭みを抜くためにお湯をかけたい」という時に、細口の注ぎ口だと狙ったところに注げるため便利です!
口が細いためケトル本体の角度調整をしなくても、お湯の出る量が一定なのでどんな場面にも使いやすいです。
また、山善の電気ケトルの特徴でもあると思うのですが、中身のお湯を最後まで注ぎきることができます!
中身が最後まで注ぎきれると、200㎖の飲み物を4人分しっかりいれることが可能です!
サッと止まるから
ものすごく水切れがいい!
さらに、山善の電気ケトルの注ぎ口は、水切れもいいんです!
写真のように、お湯を注いでケトルの角度を下げても、まったく液だれしないんです!
この水切れのよさには驚きました!(^^)!
(3) 操作しやすいタッチパネル
山善の電気ケトルのよさは、実は、購入した後にたくさん発見しました!
たくさんのよさの中でも、タッチパネルの操作の快適さには、本当に満足しています。
電源台に搭載されたタッチパネルは、触ると反応するため、感度は良好です。
強く押さずに、軽い力でもボタンが反応してくれます。
また、ボタンを押す音や”沸騰完了”の合図である「お知らせ音」は、小鳥のさえずりのような『ピッ』という優しい音なんです。
そのため、生活している中で雑音としてではなく、心地よい音として沸騰をお知らせしてくれます。
(4) ほしいときにすぐ手に入る!沸騰スピードの速さ
電気ケトルの仕事は「お湯を沸かす」ことです。
これが機能していなければ電気ケトルとは言えませんよね(*ノωノ)
100℃のお湯を沸かすスピードは、驚愕の「4分7秒」
電気ケトルはお湯を沸かすためにある家電なので、お湯の沸くスピードはとても大事な要素です。
100℃の熱湯が沸きあがる時間が、山善の電気ケトルは早いんです!
その証拠に、山善の電気ケトルの購入ページには800㎖のお湯が沸きあがるまで「約4分半」と記載されていました。
そこで今回、本当に4分半で沸きあがるかの実験をしてみました!
部屋の気温や季節によって、沸きあがるスピードは違うと思いますが、5分経たずに沸きあがるのは事実です。
本当にすごい…。
(5) 冷めにくい!保温機能不使用でも温かさをある程度保つ
沸騰スピードの次に気になったのは、「冷めやすさ」です。
山善の電気ケトルには、保温機能がついているものの、我が家では使わないことも多いです。
そのため、一度沸騰させたお湯を放置していて、以前のケトルではお湯が冷めていたためもう一度沸かせるという手間が発生していました。
100℃➜80℃まで約16分
比較的冷めにくいと思います。
100℃のお湯が80℃になるまでの時間は、16分でした。
本体がスタイリッシュな分、お湯が冷めやすくありませんか?
比較的冷めにくいと思います。
100℃のお湯が80℃になるまでの時間は、16分でした。
沸騰スピードを計測する実験とともに、「冷めやすさ」の実験もしてみました!
すると、100℃のお湯が80℃に冷めるまでに「16分」もかかったのです。
つまり、お湯を沸かしたのを忘れていても、ある程度熱々のお湯を注ぐことができます。
本体の層がそれほど厚くないため、この結果には驚きでした。
(6) コスパ抜群!価格と機能
最後のメリットは、なんといってもコスパ抜群ということです。
温度調整や保温機能など、多機能なのに安い!
これまで見てきた山善の電気ケトルの機能をまとめてみます。
5.山善の電気ケトルのデメリット
メリットがあれば、どんな製品にもデメリットがありますよね。
ここからは、私が使っているうちに分かった「気になる点」&「困ったこと」をお話しします。
(1) フタの開け閉めがやりにくい
山善の電気ケトルは、以前から口コミで「フタが開けにくい」ことがありました。
実際に、フタは開けにくいです。
写真を見て分かるように、フタの内側にはクッションのようなものはついていないため、私はいつもケトルの取っ手を持ちながら反対の手でフタを開けます。
両手を使わなければ開けられないほど固いです。
しかし!!
この「フタが固い」という口コミを受け、山善の最新モデルはフタが開けやすいよう改善されています!!
ですので、これから購入される方は、フタの開けにくさの心配はないと思います!
また、水を入れるときに私が気になる点はもう一つあります。
それは、「水を入れるメモリが見えにくい」ということです。
メモリはケトル本体の内側に書かれているのですが、その場所が水を入れながらだととても見えにくい「取っ手側」についているのです。
メモリが見えにくいので、水の量の調整は、はじめのうちは難しいと思います。
「MAX」の線より多く水をいれてしまうと、
お湯がフタにある穴からこぼれてくるため危険です!
でも、毎日使っていくうちにだいたいの量が分かってくると、水をある程度入れてからメモリを見るということができるようになってくると思います!
(2) 本体が熱くなりやすい
電気ケトルに触れるときは、みなさんやけどに十分注意して注ぐと思うのですが、山善の電気ケトルはケトル全体が熱を持つため、細心の注意が必要です。
特に、お湯を使い切ったあとにもう一度お湯を沸かしたいと思ったとき、「フタが非常に熱い」ため、タオルなどの厚手のモノを手とケトルの間にはさんでから、取るようにしましょう。
沸騰直後のフタは、とても熱いです。
また、注ぎ方次第では、コーティングがはがれてきてしまうこともあります。
私の場合、コップや急須のふちに、注ぎ口を接着させて注いでしまうため、注ぎ口の下側は写真のようにけずれてしまっています。
コップや急須のふちと接着させずに、離して注ぐといいですよ!
(3) コードが短い
コードが短いことは、明らかに誤算でした…(; ・`д・´)
コードの長さは0.7m。
非常に短いので、置き場所は考えなければいけません。
私の場合は、短めの延長コードを使って対応していますが、見た目はよくありません。
ですので、置きたい場所からコンセントまでの距離を事前に諮っておくことをおすすめします。
6.購入前に検討したこと
最後に、私が山善の電気ケトルを購入する前に検討したことをお伝えしようと思います。
前に持っていたケトルが古くなってきたことをきっかけに買い替えようと、ケトルの比較を始めたのですが、そのときに検討したポイントは3つでした。
この3つを、ある程度決めておくと、ケトルが選びやすくなりますよ!
検討事項① 水の容量はいくらか?
カップ麺や紅茶に限らず、
料理でもお湯を使いたいなら0.8L(800㎖)がおすすめ!
私が前に使っていたケトルは0.8Lの水が入るものだったため、最低限0.8Lはほしいと思っていました。
容量が0.8Lあると、カップ麺や紅茶・コーヒーをいれるときに便利なのに加え、
「料理でお湯を使いたい」と思ったときに十分な量を沸かすことができます。
一方で、0.8Lよりも少ないと、料理で味噌汁や湯煎の量が不足してしまう可能性があります。
我が家では0.6Lだと確実に足りません…( ;∀;)
ですので、デザインで最後まで迷っていた バルミューダ のケトルは、容量が0.6Lと希望していた容量よりも少なかったため、山善の電気ケトルにしました。
検討事項② 温度調整の機能はあるか?
次に検討するべき事項は、「温度調整機能」があるかないかです。
温度が調整できると、飲み物や料理の幅が広がり、
「冷ます」という時間も省くことができる!
100℃に沸騰したお湯は、紅茶に適していますが、「白湯」や「お茶(煎茶)」には適していません。
そのため、温度が調整できると、「冷ます」という手間を省くことができるのです。
温度調整の機能は、猫舌の味方!
また、私は必要以上にふーふーするほど熱いものが食べられない猫舌なのです。
ですので、温かいお茶が飲みたくても100℃の沸騰したてのお湯はすぐに飲むことができません。
だから、温かいお茶がすぐに飲みたい時には、「65℃」に設定してお茶をいれています。
ほしい温度は人それぞれですので、自分に合った温度を調整してみるといいですよ!
検討事項③ 自分の部屋に合うデザインか?
最後の検討事項は、一番大事と言っても過言ではありません。
どんなに機能が優れていても、どんなに容量が大きくとも、部屋の雰囲気を壊してしまってはなんだか残念な気持ちになります。
他の家電と色を合わせると、
部屋全体に統一感がでておしゃれになる!
私が山善の電気ケトルの前に持っていたケトルは、ドラゴンボールのフリーザのような見た目のケトルでした。
他の家電は、白や黒で統一されているのに、このケトルがあることでなんだかおしゃれな雰囲気が出せずにいました。
そこで、「今度購入するケトルは、電子レンジ(黒)に合わせて黒色で、シンプルなものを購入したい」と考えました。
機能面や容量をクリアしたうえで、デザインも完ぺきに私の希望とマッチしたのが、この山善の電気ケトルでした。
おまけ
山善の電気ケトルは、空焚き防止機能が付いています。
その機能の延長戦なのかは分かりませんが、実は私は謎の「Ecc」という表示がでたことがあります。
「Err」でもなかったため、正しい対応は分からなかったのですが、「Err」と同じ対応をとって事なきを得ました。
もし、私と同じように「E㏄」という表示が出た方は、電源コードを一度抜いてからもう一度入れなおすことで正常に使えるようになるかもしれません。
ですが、説明書などにはなかった表示ですので、対応はご自身でしっかり判断してから行うようにしてください。
まとめ
✓ ミニマルなデザイン
✓ 細口で注ぎやすい
✓ 温度調整機能付き
✓ 操作性の良いタッチパネル
✓ コスパ抜群の価格
✓ 水切れが良い
✓ 最後の1滴まで注ぎきることができる
✓ フタの開け閉めがしにくい
✓ 本体が熱くなりやすい
✓ メモリが見えにくい
✓ コーティングが削れる恐れがある
✓ コードが短い
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