「シンプルな生活」や「持ち物が少ない」というイメージのあるミニマリストですが、
今回は、ミニマリストを実際に体験して感じた
メリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
初めに行っておきますが、私は相当な面倒くさがりです!(笑)
面倒くさがりな方ほど、ぜひご覧ください!それではどうぞ~。
ミニマリストとは
まずは、最近よく耳にする「ミニマリスト」という言葉の意味から説明します。
コトバンクによれば、
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88-139265
だそうです。
必要最小限の持ち物だけで暮らすという点が、
一般的に「シンプルな暮らし」や「何もない部屋」といったイメージにつながっているのだと思います。
ではここからは、ミニマリストのメリット・デメリットの両面をご紹介いたします。
ミニマリストのメリット
(1) ミニマリストのメリット①時間のゆとりができる
始めに紹介するメリットは、時間のゆとりができるです。
こちらは、持ち物を必要最小限にすることで、
・持ち物が少ないため、自分の持ち物をすべて把握できる
・どこになにがあるかわかるため、探し物が減る
・大きな掃除が必要ないため、掃除の手間がかからない
などから、探し物や掃除にかけていた時間が無くなり、その分の時間が自分のためにつかえるということです。
毎日探し物を1分、掃除を15分していたとすると、
16分=60×16=960秒、一か月を30日とすると、
一ヶ月で約28800秒(480分)もの時間を、自分の自由な時間として使えるのです。
だからこそ、持ち物が最小限ということは、時間のゆとりができるということなのです。
(2) ミニマリストのメリット②お金がたまる
次に紹介するメリットは、お金がたまるです。
ミニマリストでなくとも貯金がたくさんあったり、
お金持ちの方は沢山いると思います。
しかし、凡人の私には、お金がたまる感覚が感じられる瞬間があまりありませんでした。
それには理由があり、実は、
私は以前まで、浪費家(マキシマリスト)でした。
セールに行っては、「ラッキー!」と安い服を買いあさり、
可愛いからという理由をつけて百円ショップで必要もない文具を大量購入し、
気まずいからと、断り切れないセールスで必要のないものを購入する生活・・・。
そんな生活で、お金がたまるとは到底思えませんよね。
その時には
支出>収入
という赤字家計で、自己破産というやつでしょうか。そんな生活でした。
借金があるわけではありませんでしたが、親には本当に迷惑を掛けました。
ですので、ミニマリストで持ち物を厳選するようになってからは、
支出<収入 という当たり前のことが当たり前にできるようになり、
貯蓄するお金もできるようになりました。
(3) ミニマリストのメリット③物の価値を正しく判断できる
最後に紹介するメリットは、ミニマリスト最大のメリットだと個人的には思っている
物の価値を正しく判断できるです。
つまり、価格ではなく価値で判断ができるのです。
これってとっても素晴らしいことだと思いませんか。
お金に振り回される生活だと、何を買おうにも価格の安さや値引き率で判断してしまいます。
一方で、お金の主導権を自分が握っていると、
「これを買うことで自分の人生がこんなに豊かになる」という基準で購入するかどうかを考えることができるのです。
このメリットは、先ほどの「お金がたまる」のメリットにもつながる点があるのですが、
例えば、物の価値を考えられるようになると、
価格で考えていた今までは、高価だからと手に入れようとしなかった時短家電を
「自分の自由な時間を買う」という基準で考えて購入し、
時短家電でそれまで自分が働いていた分の時間を、自由な時間に費やすことができます。
だからこそ、ミニマリストになり物を減らしたり、お金をためたりすることは、
価値を正しく判断できることにつながるのです。
ミニマリストのデメリット
(1) ミニマリストのデメリット①代用のため、頭を使う
一つ目のデメリットは、専用ではなく代用のため、頭を使うことです。
例えば、我が家ではお風呂掃除用スポンジの代わりに使い古したボディタオルを切って使っています。
お風呂掃除用スポンジがあれば、お風呂を掃除するのに便利ではあると思いますが、
使い古したボディタオルを使ってお風呂を掃除しても、
我が家ではそんなに使い勝手の悪さを感じていません。
ボディタオルの切れ端でも、全然使えちゃっています。
このように
専用ではなく代用で使っているため、使い方にひと工夫が必要になります。
しかし、このひと工夫も慣れてくればお手の物ですので、
それほど苦痛なデメリットには思えません。
人間って意外と創意工夫できちゃう生き物みたいです(笑)
(2) ミニマリストのデメリット②物が少ないため、家中を動き回る
次に紹介するデメリットは、物が少ないため、家中を動き回るです。
例えば、リビングに はさみ を置いていないため、
リビングで何かを開けようとすると、はさみを置いているところまで取りに行かなければなりません。
これは一見面倒くさそうに聞こえますが、
というか面倒くさがりの私には、始めは面倒でしたが(笑)
なんと今では「運動不足解消!」という志向に切り替えてから苦痛ではなくなりました。
人間って単純ですね!
いや、私が単純な脳なのかもしれませんが・・・。
そして、この時に大切なのが、物を定位置に戻すということです!
これは、次に紹介します。
(3) ミニマリストのデメリット③物を定位置に戻す意識が必要
最後は、物を定位置に戻すことに意識が必要だということです。
面倒くさがりな私(以前は、絶対に使ったものを片付けられなかった)が、
物を決まった場所に戻すというのには、
相当な意識と気力と労力が必要でした。
リビングではさみを使ったら、キッチンへ戻す。
部屋でガムテープを使ったら玄関へ戻す。
この作業って、めちゃめちゃ意識しないと、
元々面倒くさがりな性格の私が身につくわけがないのです。
一方で、身につく・慣れるのは結構あっという間でした。
初めのころは、「定位置に戻す。元に戻す。がんばれ自分。」と言い聞かせながら取り組んできたのですが、
2ヶ月くらい意識し続けると、人間って習慣づくようで、
不思議と無意識にできるようになってきました。
本当ですよ!
面倒くさがりの皆さんも、2か月の苦行を耐え抜くことができれば取得できる
最高のデメリットですので、ぜひとも2ヶ月耐えてみてください!
まとめ
ここで皆様お気づきでしょうが・・・
実は、ミニマリスト生活のデメリットは、始めのころを乗り越えれば
メリットに変わることがたくさんあるのです!!
ミニマリストのメリットは、
①時間のゆとりができる
②お金がたまる
③物の価値が正しく判断できる
でした。
また、デメリットも肯定的に考えればメリットになりえるので、楽しくミニマリスト生活を過ごせつと思います!
人生はなんでも肯定的にとらえることで、
楽しく前に進むことができます。
楽しみながらいきましょ~!
では、またね~ん。
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